地盤改良・地盤沈下修正|春秋産業 TOP > PICK UP グランドアップ工法
8mの埋め立て地の最深部から、建物の床面積と同等の広さにわたり薬液を注入。埋立地によってできた軟弱地盤を、再沈下のおそれのない頑丈な良好地盤へと仕上げます。家の傾きを修正し、家を守ると同時にきしみやゆがみ、亀裂なども防ぎます。
20~30cm程度の正方形の穴を掘りながら埋設管等の有無を調べます。
直径4cmのボーリングで埋め立て層(液状化層)の下端を掘り当てます。そして、その必要な場所に固い支持層に代わる支持地盤を形成します。
埋め立て層(液状化層)の下端から または必要な深度の空隙部を埋めるために、セメントミルクやセメントベントナイト、3号珪酸ソーダを 独自の配合で圧力注入すると 瞬時にゲル化し 急速に固化するため、隣家には薬液が漏れません。
支持層に代わる、地震に耐えうる固い地盤を形成し、さらにその上に約1m3ずつ脈状に薬液注入を継続し、下から少しずつ固めていきます。
下からの圧密圧迫により、家下のゆるい地盤が締め固まっていきます。
土砂の中に脈状に固化した薬液の体積と圧密圧迫を受け、家下のゆるい地盤が締め固まった後さらに隆起してきます。それを利用して傾斜した家屋を土地ごとゆっくりと徐々に押し上げ、ミリ単位で正確に沈下修正します。また、どの工法よりも、家屋にとって一番やさしい上げ方なので、建物外内のきしみ、ゆがみや亀裂などを最も防ぐことが出来ます。
たとえて言いますと、砂浜に鉛筆をグサッと刺して、それを動かそうと思えば上下左右に動かすことは出来ますよね。ところが洗面器をグッと砂の中に突っ込んでみてください。そうすると動かなくなりますよね?
それが摩擦抵抗力と言うものなんです!
砂と洗面器の側面や底面の接触面積に生ずる摩擦抵抗力、すなわち隣家の地盤と薬液注入された硬い地盤の側面や底面の接触面積に生ずる摩擦抵抗力のことなのです。
ですから土地を液状化層(埋め立て層)の下端まで地盤を強固にすると、地震が来ても、液状化を防ぎ巨大な摩擦抵抗力がお客様の家を守ってくれるのです。
地下約5m~10mの深度から地盤を固めるので、より強固な地盤に仕上がり効果が持続します。再沈下のリスクを減らすことができます。
地下約2m~3mの深度から固めるグラウト注入工法より強固な地盤に。
薬液を特殊な比率で配合する事で、薬液を2、3秒で固める事ができ、隣家の地盤に薬液が流れ込む心配がありません。住宅密集地であっても安全に工事が行えます。
グラウト注入工法は薬液が凝固するまでの時間が5~7秒と長く、隣家の地盤に流れ込み地盤を上げてしまうリスクがあるので、不適。
軟弱地盤であっても適用可能です。また、ベタ基礎、布基礎、杭基礎などあらゆる基礎形式に対応しています。
アンダーピニング工法や耐圧盤工法などは軟弱地盤には不適。
グランドアップ工法では埋め立て層(液状化層)の下端より地盤強化するため液状化しなくなりますが、一般的なグラウト注入では家屋の基礎のすぐ下を固めるだけなので再液状化と再沈下する可能性が強い。
私共は12月18日に行われた浦安市による液状化対策技術検討調査結果を最重要視しています。(詳しくは浦安市のホームページをご覧ください。)
1.埋め立て層(液状化層)の下端部から地盤強化する
ため、液状化しなくなります。
2.次の地震がきても、強化地盤とその廻りとの間に発
生する巨大な摩擦抵抗力が家屋を守ってくれます。
3.薬液が圧力注入されると瞬間にゲル化し、急速に
固化するため、隣家にまったく漏れません。
4.布基礎も杭基礎も工事できます。
1.家のべた基礎の下から注入し、深度が3mや5mなど
埋め立て層(液状化層)の途中までしか改良しない
場合、その下が再液状化し、再沈下する可能性が
強い。
2.薬液のゲル化する速度が5秒以上かかると隣家に
漏れやすい。
3.布基礎や杭基礎は出来ない場合が多い。
地盤改良技術センターでは、公共工事も手がける業界随一の技術を持つ職人がグランドアップ工法による沈下修正工事を行っています。2011年3月の東日本大震災においても、グランドアップ工法にて沈下修正工事を行ったお宅では被害がまったくなかったという報告がなされており、高い効果とその持続性が評価されています。まずはご相談から承りますので、お気軽にお問い合わせください。
埋め立て層の下端までグランドアップ工法にて地盤を強化し液状化対策をした後、布基礎の場合は「べた基礎」と違って 数十箇所ある各基礎の下それぞれに目掛 けて薬液注入を少しずつくりかえさなければならないため、工期が長くなり、人件費や工事に用いる機械のリース代金が「べた基礎」に比べてどうしても高額にな ります。そこで地盤強化した後は、その支持地盤に特注の柱コンクリートを設置し、油圧ジャッキでゆっくりと5ミリずつ完璧に沈下修正をし、空洞を流動性 モルタルで埋め、基礎が「べた基礎」のように強化される薬液注入と柱コンアンダーピニングを併用した工法のことです。
この工法ですと「べた基礎」の家屋とあまりかわらないご予算で工事が可能となります。
地層の中を砂と砂の隙間、石と石の間、ガラとガラの間や空洞をセメントベントナイトやセメントミルクと3号珪酸ソーダが脈状に圧力注入されると瞬間にゲル化し、急速に固化します。
それを液状化層(埋め立て層)の下端まで地盤を強固にべた基礎のような、べた地盤を形成し、地盤改良していきます。
それはおおよそ1立方メートルづつ脈状に下から順番に地盤を固めていきます。
そうすると、家下のゆるい砂層が 地下からの強固な地盤に圧密圧迫され、閉め固まっていきます。
そしてゆるい地層は次第に閉め固まった強固な地盤として隆起してくるのです。
べ た基礎の家屋だと、その力を応用して家は持ち上がり、最高度な技術と経験によってミリ単位で沈下修正されますが、布基礎の場合は各基礎下を目掛けて注入を 少しずつ繰り返さないといけないため工期が長くなり、人件費や各種機器のリース代金に加算されていくため見積りがべた基礎と比べてどうしても高額になって しまいます。
そこで、地盤を強化した後は日本製の油圧ジャッキと柱コンクリートで家屋を5ミリずつ持ち上げやさしく沈下修正を完璧に行い、最後にジャッキを取り外した後空洞を薬液モルタルで充填して終了いたします。
そして完了した後には、家の土地平方メートル × 深さ液状化層(埋め立て層)の下端まで強固な地盤になりますので、東北大震災と同レベルの地震が来ても大きな摩擦抵抗力が家を守ってくれるのです。
☆ たとえて言いますと、砂浜で 鉛筆をグサッと刺してみてください、でも動かそうと思えば上下左右に動かすことは出来ますよね、ところが洗面器をグッと砂の 中に突っ込んでみてください、そうすると動かないですよね?それが摩擦抵抗力と言うものなんです!しかも 液状化層(埋め立て層)の下端まで地盤を強固に すると地震が来ても巨大な摩擦抵抗力がお客様の家を守ってくれるのです。
柱コンアンダーピニング工法とは、地中に特製のコンクリートブロックを用いた支柱を形成し、硬い支持層の地盤を支える工法のことです。家の基礎下に特製コンクリートブロックと油圧ジャッキを設置し、家の重さを利用してブロックを地中に押し込めていきます。1つのブロックが地中に埋まったら、一端ジャッキをずらして追加のブロックを設置。硬い支持層の地盤までブロックが到達し、家が水平に持ち上がるまで続けます。最後は、制振装置に付属している修正金具を用いて、ミリ単位で沈下修正を行います。
従来のジャッキアップ工法では、板状のコンクリートを地中に埋め、その上にジャッキを固定することで地盤改修を行います。この場合、短期間で家の傾きを修正できても、軟弱地盤の変動により再沈下が発生してしまう可能性は否定できません。
一方、柱コンアンダーピニング工法では、特製のコンクリートブロックを用いた支柱を地中に形成することで硬い支持層の地盤を支えるため、従来の工法に比べ瞬間的な反力が少なくすみます。軟弱地盤を再沈下のおそれのない頑丈な基礎とし、より家を長く守ることができるのです。